ミドリガメの飼い方 Kame? TOP
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はじめに(カメを飼う前に考えたいこと)


 カメをカワイイと言うと賛否両論ですが、私はカワイイと思います・・・。
爬虫類特有の無表情な顔に、親しみやすい丸い甲羅に覆われた体。
普段は愛想なく逃げ回るくせに、エサの時だけバタバタと立ち泳ぎで催促。 笑えます・・・。
媚びがなく、正直です。(まぁ、人間以外の動物はそうかもしれませんが・・・)
のんびりした動作は眺めてるだけでも飽きないし、癒される気がします。

 そして・・・。当然ながらカメは生き物です。
特別な種類以外は安価で手に入りますが、犬や猫と同じで飼う前にはちゃんと覚悟が必要。
 まず、子ガメは毎日エサを食べます。 たくさん量を入れておけばいいというものではありません。
住みやすい温度に保たれた水はカメ以外にも、細菌の絶好の住みか。 残ったエサはすぐにいたみます。
いたんだエサはカメの病気の原因になります。
また、ヒーターは故障することもあるので水温のチェックも必要。
したがって、特に健康管理の必要な子ガメのうちは、毎日のぞいてあげたいものです。

 また、ペットショップや露店で売っている可愛いミドリガメは生まれてから数週間〜2ヶ月くらいの子ガメ。
綺麗な甲羅の模様や緑色はすぐに消え、濃茶色に変色します。
大きさも1年で3倍〜4倍になり、5年も経てば20cm以上に成長します。 大きな飼育容器を必要としますし、水が汚れるスピードも速くなるでしょう。
ミドリガメは他のカメ(ゼニガメ、クサガメなど)と比較すると少し性格も荒っぽいようで、不用意に指でつついたりすると噛まれてケガをすることもあります。

 あとよく聞く話ですが、ミドリガメにはサルモネラ菌がいます。 これはミドリガメに限った話ではありません(犬や猫、鳥にもサルモネラ菌はつくことがあります)が、 一時期ミドリガメからサルモネラ菌に感染した子供が相次いで見つかったためによく知られています。 神経質になる必要はありません。カメを触ったあとに必ず手を洗えばいいだけのことです。 ただ、小さな子供はそういった注意を怠ってしまいがちです。小さなお子さんのいる家庭では特に気をつけることが必要でしょう。

 そして何よりも、カメは長生きです。寿命は30年以上。40年以上生きたミドリガメもいるそうです。
30年後までも大切に飼ってあげられますか?

 そういったことをきちんと認識して、カメを迎え入れてあげてください。
ただ、上記のことなどに飼い始めてしまってから気づき、こんなはずじゃなかったと思うことがあるかもしれません。 しかし飼ってしまったからには責任はあります。
安易に捨ててしまったりすることのないようにしてください。外来種の帰化による日本固有の種への影響は多大です。 できれば最後まで世話をしてほしいと思いますが、どうしても無理なら他に飼ってくれる人を探しましょう。

子供とカメ
 子供は小さな生き物が好きです。昆虫やウサギ、ハムスター、小鳥。 カメもその一つ。私も子供の頃、3匹のカメを飼っていました。 おばあちゃんに飼ってもらったクサガメ、ザリガニ釣りをしていたらドブを流れてきた盲目のカメ、誰にもらったのか、いつの間にか家にいたミドリガメ。
 でも長生きのカメたちが、どうして今も一緒に生活していないのでしょう。
それは当時、残念ながらいい加減な飼いかたをしてしまっていたからです。 子供だったとはいえ飼いかたを知らなかったために、可哀相なカメたちは大切な命を落としてしまったのです。
 子供の情操教育のために、生き物を飼うという考え方には大賛成です。 ただ、生き物は道具ではありません。人間と同じで尊い命を持っています。 子供に任せっきりにせず、大人も一緒に正しい飼いかたを勉強し、生き物、命とはどういうものかを子供に教えていってあげてください。