ミドリガメは肉食傾向の強い雑食性のカメです。 栄養価に優れた配合飼料や乾燥飼料、肉や魚、生き餌、野菜など、いろいろなエサをバランス良く与えましょう。 【配合飼料】 栄養のバランスに優れています。基本的にこれだけ与えていてもカメは健康に育ちます。 ミドリガメにはヌマガメ用の配合飼料を。毎日のエサはこれを中心にしましょう。 あまり嗜好性は高くないので、他に美味しいものを与えすぎると食べなくなることがあるようです。 特に子ガメの時は野菜を食べることも少ないようなので栄養のバランスを考えたうえでは大事だと思います。 ◇子ガメに適した配合飼料の成分(成美堂出版「ミドリガメ・ゼニガメの飼い方」より)◇ 粗たんぱく 30〜40% 粗脂肪 5%以下 灰分 10%以上 水分 12%以下 ◇カメ夫の主食 Tetra ReptoMinは・・・?◇ 粗たんぱく 39.0%以上 粗脂肪 4.5%以上 粗灰分 15.0%以下 水分 9.0%以下 主原料:穀類、フィッシュミール、イースト、植物性たんぱく質、各種ミネラル、軟体動物及び甲殻類、藻類、リジン、レシチン、各種ビタミン 【乾燥飼料】 淡水エビ、イトミミズなどを乾燥させたものなど。これだけ与えていると栄養が偏ってしまうので、おやつ程度に。 テトラ社のガマルスとKrill-E。 ガマルスは細かいので、成長したカメには物足りなさそう。クリルは喜んで食べますが少々高価なのが難。 【生き餌】 カメの大好物です。食欲が無いときは効果的です。昆虫(コオロギなど)や淡水魚(メダカ・ドジョウ・金魚など)、ミミズ、糸ミミズ、沼エビなど。 (カメ夫・ごん太例:水に落ちたてんとう虫、お掃除用の沼エビやメダカを食べてしまいました。) 【肉類】 鶏レバー、砂肝、鶏のささみ。やはりカメの好物ですが栄養価が高くて肥満の原因になるのであげすぎに注意。ただしビタミン不足が考えられる場合、レバーを週に1回〜2回程度あげると栄養バランスが良くなります。 (カメ夫・ごん太例:鶏のささみ、砂肝を生で食べました。大好物です。) 【魚・貝類】 魚の切り身(生でも火を通しても。)あさりのむき身、にぼし、シラス、など(塩分がないものを選ぶ) (カメ夫・ごん太例:スズキ,マグロ,カツオ,甘エビなどのお刺身。赤身より白身の魚の方がお好み。あさりのむき身、にぼし(水が汚れやすいので水替え直前にあげます)) 【野菜や果物】 小松菜、にんじん、アボガド、バナナなど。子ガメのときはあまり食べませんが、大きくなるにしたがい食べるようになるようです。食べやすい大きさに切ってあげます。 (カメ夫・ごん太例:ちんげん菜,キャベツ,レタス,小松菜,桃,アボガド,バナナ,梨,マンゴー,みかん,野菜じゃないけど水草のホテイアオイ) *** えさやりのポイント *** ミドリガメは水中でエサを食べるので、水場であげましょう。 1日にエサをあげる回数は子ガメなら朝夕2回程度。大人のカメは2日に1回で充分です。 1回の量は、カメが食べ残さない程度。子ガメのうちは食べられるだけあげても大丈夫。 残ったエサをそのままにしておくと水が汚れるうえ、傷んでしまいカメが食べるとお腹を壊します。出来るだけすぐに取り出してあげましょう。 人間がエサをくれるのを知っていて、慣れてくると自分から寄ってきます。そんなときはとてもかわいいです。 ピンセットや箸でエサをつまんであげれば、直接食べるようになります。 手からあげることは、あやまって手を噛まれることになるのでしない方がいいでしょう。 あさりのむき身を見つめるカメ夫 *** ビタミン剤 ・ カルシウム剤 *** 普段から栄養のバランスの摂れている場合、ビタミン剤を使用する必要はありません。 ただ日々の食餌に不安を感じるときは週に1回〜2回を目安に与えます。 与えすぎにはくれぐれも注意。特にビタミンは過剰摂取すると体調不良を引き起こします。 カルシウム剤については多くあげればいいわけではありません。 日光浴が不足すれば、カルシウムも吸収されないことを知っておいてください。 うちでもビタミン剤を常備してはいますが、配合食をちゃんと食べてくれるのであまり使用しません。 ただちょっと食欲の落ちているときや、風邪の心配のあるときに飼育水に混ぜてあげています。 NEKTON-REP-COLOR ドイツのNEKTON社製品。とっても高価(35g ¥3,100)ですが、充分な栄養素(12種類のビタミン,6種類の微量元素,2種類のアミノ酸,カルシウム)と、皮膚の色彩を鮮やかにする自然成分(アカミミガメに必要かどうかは謎)も含まれています。 これを水に添加したところ、効果のひとつ(皮膚の成長を促進する)である、脱皮が盛んになったように思いました。 *** 肥 満 *** 甲羅に手足を引っ込めたときに足の付け根から肉がはみだしていたら太りすぎ。 太ってしまったらエサの量を減らしたり、野菜の割合を多くしたりしてダイエットさせましょう。 また、塩分や糖分が多い食べ物もいけません。やはり肥満の原因や、病気の原因になるでしょう。 ソーセージ、ハム、ちくわ、はんぺん、お菓子などが×です。 *** エサの保存 *** 配合飼料や乾燥エビなどのエサは高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所に保管しましょう。 そうすれば3ヶ月は品質を変えずに保存できます。それ以上保存する場合は冷蔵庫で保管しましょう。
戻る
カメは水槽の中で水を飲むので、水が汚れると飲まなくなります。 汚い水で飼われているカメは、水が飲めなくて脱水症状で死んでしまいます。気をつけてこまめに水を取り替えてあげましょう。
水替えは週に1〜2回が基本。 水の量にもよりますが、夏場は週に1〜3回は替えましょう。食べ残しや排泄物などを見つけたらなるべく取り除いてあげると、汚れるスピードは遅くなります。 飼育容器や陸場、シェルターなどのグッズは、水替えのたびに洗う必要はありません。 春や秋なら月に1〜2度、汚れやすい夏は週に1回を目安に。 洗剤を使ったときは、洗剤が残らないようにていねいにすすぎます。 また、カメの体がヌルヌルしたりコケが生えたときは、スポンジや歯ブラシで優しく洗ってあげましょう。 掃除には台所の流しは使わないように。また、カメを触った後は忘れずに手を洗います。 掃除が終わったら新しい水を入れます。汲み置き水で無い場合はカルキ抜きの水質調整剤をいれてあげましょう。
他にもにおいを抑えたり、ミネラルを含む液剤も市販されています。 スターペット カメの抗菌・消臭剤小さい水槽用です。 また、替えたばかりの水の温度にも気をつけましょう。水替え後の水の温度が低すぎると、呼吸器系の疾患を起こすことがあります。 きちんと適温になるまで、お湯を足したりして調節してからカメを入れてあげます。 なにしろカメの生活の場であり、飲み水にもなる飼育水。気を配ってあげてください。
日光浴はカメにとって必要なもの。その目的は次のとおりです。 【体温調節】 カメは人間のように体温を一定に保つことができません。日光浴をしたり水に入ったりして自分の体温を調節します。 【ビタミンD3の合成】 カメが紫外線にあたると、体内でビタミンD3が作られます。これは甲羅や骨を作るカルシウムを吸収するために必要な栄養素。足りないとクル病(甲羅や骨がやわらかくなる)になってしまいます。 【皮膚や甲羅の殺菌】 皮膚や甲羅を乾かして殺菌し、皮膚病を予防します。 とくに子ガメは甲羅の成長を促すためにも、より多くの紫外線が必要です。 日光浴は少ない時間でもなるべく毎日させましょう。でも、くもりや雨の日を考えても、最低でも週2〜3回は日光浴を。 あと、ガラスはカメに必要な紫外線をほとんど通しません。窓や水槽などのガラスごしではなく、直接カメを日光にあてましょう。 飼育環境のところでも触れましたが、日光浴中は温度の上がりすぎに注意。 体温が上がりすぎると熱射病や日射病になり、死んでしまうことがあります。 暑い時期に外に出す場合はできるだけ、午前中の涼しい時間帯を選びます。 *** 長時間外に出す場合は *** ・大きめの容器を使用し、水量も多くします。もちろん陸場は作ります。 ・水槽内に必ず日陰を作ってあげます。 ・水はエアレーションなどで循環させると水温は上がりにくくなります。 ・ホテイアオイなどの浮草は、日光が直接水に当たるのを遮ってくれるのでこれも水温の上昇を防いでくれます。 ・風通しの良い場所を選び、コンクリートに直接容器を置くことは控えましょう。 新聞紙だけでも多少はいいでしょうが、出来れば「すのこ」を敷くとコンクリートの熱を直接受けずにすみます。 ・時々のぞいてカメの様子を観察し、温度チェックをしましょう。 *** 日光浴をさせられない人は? *** 室内で飼育しているなどの理由からあまり日光浴をさせられない人は、紫外線ライトやバスキングライトで人工的に日光浴をさせる必要があります。 カメは人間と同じで夜眠ります。夜は消してあげましょう。(1日10〜12時間点灯) ただ、やはり太陽にはかないません。休みの日など時間のあるときは別の容器に移したりして、なるべく直射日光に当ててあげましょう。
いじりすぎはストレスの原因。 カメを触るのは掃除のときなど、必要な時だけにしてあげた方がいいでしょう。 カメは病気になると、治すのが大変。だから病気にさせないことが大切です。 正しい飼い方をすれば、いろいろな病気を予防することができます。 なるべく毎日のぞいて、カメの健康状態をチェックしましょう。
水替えの時などついでの折に、口の中も点検してあげましょう。 カメの顔色は口の中の色でわかるといいます。 キレイなピンク色をしていて、デキモノがなければOK。 カメ夫は口の脇を両側から指でそっと挟むと怒って口を開けます。その間に素早くチェック。 くれぐれもストレスを与えない程度に。 写真が見づらくてすみません・・・。